幅15mm程度の梱包用バンドや幅50mm程度の薄膜のPEテープなどを被害防除のために、樹木に巻き付けることがあります。
獣害の圧力が低い時には効果を発揮していることもありますが、被害の特に激しい地域ではせっかく保護していたのに被害に遭ってしまったという話はよく聞きます。また、PPバンドやPEテープは、伸縮性がないため、巻き方によっては樹木の肥大成長を阻害したり、樹木に食い込んでしまい撤去が非常に困難になることがあります。
そのうえ、屋外での長期使用を想定して製造されていないため、2~4年でボロボロになり、プラスチックごみとなります。これは、地球全体で課題とされている、海洋プラゴミやマイクロプラスチックの問題につながるため、注意が必要と言われています。
樹木の保護には、森林空間での使用を前提に設計、開発され、防除効果があり、長期使用ができ、森林内にゴミの出ない「ワイルド」、「バイオグリーンワイルド」、「ベアクロス」をご活用ください。